
秋季展では春の香合展に引き続き、茶の湯をテーマに当館に伝わった茶碗の数々を展示致します。
中国で生まれた唐物、朝鮮半島より伝わった高麗物、そして日本で焼かれた和物、樂と4つのテーマからそれぞれの名碗を選出。また昨年来、最新の研究に基づいた茶の湯の茶碗を紹介する書籍(淡交社)が発売されており、当館所蔵の茶碗も数多く掲載され、注目を浴びていることから、当該掲載茶碗を中心に紹介します。茶の湯の歴史は、鎌倉時代に中国から禅宗とともに伝わった抹茶に始まります。桃山時代に入り利休によって大成され、その後茶人や数寄者によって展開されていきます。その歴史の中で時代に合った美意識で茶碗が珍重され、今日まで大切に遺されてきました。
滴翠翁遺愛の茶碗が一堂に並ぶ展覧会に、茶の湯の歴史の一端を感じていただければ幸いです。
会 期 |
2022年9月13日(火)〜12月11日(日) |
開 館 |
10:00〜16:00 入館は15:30まで |
休 館 |
月曜日 / 11月5日(イベントのため臨時休館) |
料 金 |
一 般 630円
高校生 420円
中学生以下無料
団体15名様以上2割引、その他各種割引有
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関連イベント |
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お問合せ・お申込み 淡交社 営業企画部 03-5379-3227
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